微男微女

日常の考察

【読書記録】連弾/佐藤青南

佐藤青南さんの「連弾」を読みました。 あるクラシックコンサートを聞いた男の死体が都内の公園で発見され、二人の警察が捜査をします。その関係者を訪れる過程で、徐々に真相が明らかになっていき……というお話で、最後には狂気に満ちた人間の本性が暴かれて…

【読書記録】屋上のテロリスト/知念実希人

知念実希人さんの「屋上のテロリスト」を読みました。 この作者の方の本を読むのはこれが初めてです。お名前は以前から知っていて、ミステリーを主に書かれている認識だったのですが、この小説は私の中ではミステリーというよりサスペンスでした。 第二次世…

【読書記録】べらぼうくん/万城目学

万城目学さんの「べらぼうくん」を読みました。 「べらぼうくん」は万城目学さんが浪人時代から小説家としてデビューするまでを綴った奮闘記です。 このブログでは主に小説の読書記録を書いてきましたが、今回はエッセイです。実はもともと私はエッセイも大…

【読書記録】片眼の猿/道尾秀介

道尾秀介さんの「片眼の猿」を読みました。 盗聴専門の探偵を職業とする三梨という人物が主人公で、ある楽器メーカーの調査をしている際に殺人事件に巻き込まれてしまい……というお話。 この作者さんの小説は何冊か読んでいて、怖くてゾッとする描写のある作…

【読書記録】同志少女よ、敵を撃て/逢坂冬馬

逢坂冬馬さんの「同志少女よ、敵を撃て」を読みました。 独ソ戦で狙撃兵として戦うセラフィマという女性が主人公の物語。セラフィマの胸には常に復讐心があり、それが戦う原動力でした。復讐心は、母を撃ったドイツ人狙撃手と、母の遺体を焼き払ったイリーナ…

【読書記録】爆弾/呉勝浩

呉勝浩さんの「爆弾」を読みました。 これは都民を人質にとる無差別爆破テロに警察が立ち向かうお話で、直木賞の候補作にもなっています。 爆弾の在り処の手がかりはスズキタゴサクと名乗る容疑者が出す「クイズ」のみ。取調室の中でスズキと警察がそれぞれ…

【読書記録】マリオネットの罠/赤川次郎

赤川次郎さんの「マリオネットの罠」を読みました。実は一ヶ月以上前に読み終えていたのですが、体調不良でブログ更新ができず、ようやく落ち着いてきたのでこうして書いている次第です。 ■あらすじ フランス留学から帰国した上田修一は、恩師の紹介でフラン…

【読書記録】いけない/道尾秀介

道尾秀介さんの「いけない」を読みました。怖かったです。 事前情報として、 ・体験型ミステリー小説であること ・三つの章(&終章)から成り、章末には写真が載っていること ・その写真を見ると真相が浮かび上がり、物語ががらりと変貌すること がわかって…

【読書記録】invert 城塚翡翠倒叙集/相沢沙呼

相沢沙呼さんの「invert 城塚翡翠倒叙集」を読みました。「medium 霊媒探偵 城塚翡翠」の続編で、三つの中編ミステリーが収められています。 殺人を犯した犯人を城塚翡翠が追い詰める話です。 どれも犯人視点で描かれているので、ついつい犯人に感情移入して…

【読書記録】密室殺人ゲーム2.0/歌野晶午

歌野晶午さんの「密室殺人ゲーム2.0」を読みました。 これは「密室殺人ゲーム王手飛車取り」の続編なのですが、王手飛車取りを読む前にこの2.0を手に取ってしまい……結果、やはり続編を読む場合は、その前の作品をちゃんと読んでおくべきだと思いました。最後…